おぜんざい食べに、唐津へ  ある日の曲物工房にて。「おぜんざい食べ行こう」徳五郎おじいちゃんの言葉に、「川端ぜんざい?」と聞いたら、「唐津に美味しいおぜんざいがあるとよ」と、とびっきりの笑顔。...という訳で、師匠の一声で唐津へ出かけることになりました。出かけるからにはあそこもあの味もと、あっちこっち寄り道よくばりドライブへ。ぷっくり絵に描いたみたいにふくらんだ焼き餅が乗ったおぜんざい。お餅の香ばしさで、ほっくり大粒のあずきの風味が際立ってあっという間にぺろり。自作の曲げ盆に乗ったおぜんざいに舌鼓で、ご満悦の徳五郎さんを見ていると、わたしたちもしあわせになる昼下がり。思い出してはまた食べたくなってしまう美味しさです。  唐津城のふもとにある基幸庵(きこうあん)日本各地に古くからある手仕事の道具が並び、甘味とお茶をゆっくりいただける空間。結納のお手伝いもしてくれる。古き好きものを大切に、伝えている  胡桃のお餅。厳木町で作られた和菓子  白玉と菊池水源の水を使ったアイス、宇治抹茶の寒天、みそ風味の麩焼きせんべい、大納言あずき煮に、奄美大島の黒糖蜜をとろり♪ほうじ茶で完璧!  厨房とテーブルと、調理におもてなしに大忙しの元気な奥さんとおしゃべりも愉しい  大粒の大納言あずきと新潟の黄金餅。こだわりの味  tea & space  基幸庵 11〜19時 火曜休  小鹿田焼きのとり。手の跡が残る可愛らしさ  ちいさな町に行くと、楽しみな商店街、アーケード通り。お目当ての、ざる豆腐で有名な川島豆腐店に行くとシャッターが...残念。いつかできたての暖かいざる豆腐食べに、朝8時に訪れたい。ぶらぶら歩くと、空気で町や人の活気を感じてくる。アーケードの通りにあるすてきな唐津焼のお店。花鳥、草木。土、薬。文様、形、色。素朴で渋く、愛着深い唐津焼。歳をとって、この唐津焼のわびが一層じんわりくる。お茶を飲むとおいしそうにだなぁと感じるわび茶碗。道具は、その土地の風土、気質ままだなと思う。  ギャラリー 一番館 呉服町アーケード街  師匠、湯呑み茶碗を吟味中...  きゅっとつまんだ形の茶碗が気に入った様子 みっつの点の商標 陶工が八割ほどの未完成を作り 使う者が土の味わいを出していく 作り手八分、使い手二分 料理や花を足して完成するというすばらしい考え方 博多曲物の用の美に通じるなぁと思った  足下も軽やか♪  アーケード通りの露地裏に赤いガチャガチャ♪ なになに、唐津焼ガチャだって!?おもしろそう!さっそく1コイン(500円)投入。わいわい盛り上がっていたら、顔見知りの唐津焼の作家さんに遭遇。←なかなか開かないカプセルのコツを教えてもらってるところ。  箸置きが4つぎゅうぎゅう詰めの重いカプセル!作家の履歴付き  虹の松原の神々しい黒松のトンネルを走りぬけると、気持ちが素になる気がします。  虹の松原で素通りできない、虹の松原バーガーのバスと、松原おこしの元祖、麻生本家。唐津名物がちょこちょこ揃っていて、あれもこれもとつい買い込んでしまう。鏡山型のおこしをぶらさげて、うきうきで一路、福岡へ  濃厚なこだわりの黒糖をたっぷりまとい、山型に積み上げられた俵型おこし。しっとり甘くてとまらない♪  赤ちゃん印の村山牛乳。給食牛乳なんだそうです。むかしなつかし紙キャップ  むかしながらの缶入り玄海漬け。鯨の上あごの軟骨を酒粕に漬け込んだ珍味。酒粕の深い甘さとこりこり食感がたまらない。つまみつまみ、お酒ちびちび♪  松葉サイダーを持って、虹の松原の浜で乾杯。車で松林をぬけると、目の前にいつも穏やかでやさしい唐津の海。瓶に松葉と砂糖水を入れ、日光で発酵させて作る、むかしむかしの素朴なサイダー。松の青葉の香りがふわんと爽やかな味です。むかしは奥さまと松原で松ぼっくり拾いをしていたというおじいちゃん。お湯のみのふたの飾りに、今も使われています。  おさんぽ中のパグちゃん♪  また、来ます。