マルとカク  工場の作業がおわったら、底にじゅっと焼印をいれます。  博多曲物のお手伝いに通いはじめて、もう半年がたちました。日々、木に触れ木を嗅ぎ、木の話しを聞き、知るにつれて、愛着がどんどん増しています。家内制手工業のちいさな世界で生まれる生活道具。曲物はマルとカク。「丸前、角向こう」丸は綴じが前で、角は綴じが向こう側が正しい位置。という意味です。陰と陽に通じ、調和を保つ教え。お客さまや神さまに向かって、正位置で置きます。常に、相手の存在を感じ行動する考え方。さりげない心づかいっていいなと思います。  師匠と弟子、今日はノコギリの刃の調整を指南中...  森まつり 2014年も声をかけていただき、南区にあるタカノホームの森まつりへ、移動雑貨屋を開店しました。年1回の木のおまつりに、博多曲物のちょっとワケありお弁当箱を持って行きました。旬のものや出会った人とつながり移動しながら開く、屋台のようなお店。場所も、物も、顔ぶれも、いつもちがっていつも新鮮。そんな移動店、いつかやりたい。  帰宅してからゆっくりと、もちもち麺の日田やきそばずるっと。今年もありがとね  差し入れにもらったお餅と、展示会の案内。"つぶ"って文字がかわいい  蛸屋 曲物を納品した帰り道、ほっと一息、たこやきブレイク♪  大きなバケツからじゃーっと豪快に生地を流し入れる  おじさんおばさんが、淡々とたこやきを焼いています。  ←ソース →しょうゆ 外はサクッカリッ、中はとろっ。で、口の中火傷必至!  秋から冬へ  寒くなって、工場にストーブが灯りました。作りかけの曲げもんも、ぼんやりオレンジ色  テレビ取材 地元の番組、ももち浜ストアの散策コーナーで、具志堅用高さんが撮影に来られました。チャンピオン!をもらったご満悦の徳五郎おじいちゃん。撮影後に握手をしてもらうと、華奢で小柄でびっくり。素朴であったかな方でした。  白寿 祖母の白寿のお祝いに(数えで九十九歳、百から一を引いて"白"寿)大好きなキャンディを詰めた小箱をプレゼント。蓋のうらに、祝白寿と年を書いてもらいました。徳五郎さんも1月で八十七歳、米寿です。これからも日々元気で、多くの曲げ物を造り出し、もっともっといろんな事を教えてもらいたいものです。  お盆 曲げのお盆にのって、白子とお野菜の天麩羅を出してくれました。彫りの溝と木目模様が、寄せる波のように美しい。すばらしい五感で愉しむお料理  農業まつり 毎年末に粕屋JAで開かれている、農業まつり。おしきやお合を求めて、元気なおばちゃんたちがやって来る。神さま、仏さま、新しい年を迎える準備の道具。時代が変わって便利になっても、今も変わらないもの。手入れのいらない、永遠に使えるもの。時と共に朽ち、気持ちと共に替えるもの。変わっていくのは、生きているということ  神棚の器、おしき  三連おしき  仏壇の器、お合  おっきな米粉の手づくりソフトクッキーと珈琲が絶品!の午後  おじさんが中華鍋振りっぱなしの大盛況!ちんちくりんのちゃんぽん  帰宅して、頂いたかつお菜をたっぷりのせて、冷えた体にあったかおうろん  お合 綴じの板端を削るのは、ひっかかって割けないよう、長く丁寧に使う知恵です。新年の箱崎宮の柄杓づくり  おしきや弁当箱、四角い曲物は、溝を入れた板を湯に浸け、角く曲げて造ります。  溝を削っているところ  木目が寿司ねたに見えてくる夕暮れ時...ぐぅ〜 おしきの底板です。  丸太一本まるまる使うので、木の部位や樹齢、育った場所や気候によって、木目や木肌、色がさまざまです。人間みたいだなぁ  護摩木 杉と檜の端材を切った護摩木(ごまぎ)火で煩悩を焼き、煙で天に願いを届ける。納品前に数えて束ね中... 試作で作った大きな曲げ箱。衣服箱や食料箱によさそうです。  すす払いならぬ、木屑払いで、工場も一年、ごくろうさまでした。  春へ...