今年も春が来たよ  川沿いをさんぽ中、下を向いてきょろきょろしているおばちゃんの姿で"はっ!"春先はなんだか毎年ばたばたしてしまって、今年もつくし摘みにひと足出遅れてしまいました。よーく目を凝らしてみると、いつものさんぽ道にも出てる出てる♪峠の先の田んぼ道まで、ドライブがてらつくし摘みに出かけました。ほっといたら一日じゅうでも摘んじゃうくらい、気持ちがよくて夢中になってしまう。レシピをあれこれ想像しながらもくもくと♪今年はタイムリミットでビニール袋ひとつ分。毎年來てるここのつくしは、ノッポでハカマも少なくて上等。つくしを食べないと春が始まらない!それくらい大好物な春味。ピーチュルピーチュル、太陽に吸い込まれるように上に上に舞い登るヒバリ。いつもは太陽が眩しくて姿が見つからないけど、今年は目線でホバリングして、春が来てうれしいうれしいと言ってるみたいに、真っ青な空に黒い点になっていきました。鳴き声を頭上に聴きながら、もくもくと‥‥  つくしの佃煮みそ つくしのハカマを取って、しばらく水にさらす。油で炒め、酒、みりん、醤油、砂糖で煮つめる。アメ色になったら味噌を和え炒め、ゴマをふる。  ひと袋でお弁当箱一杯くらい。ふきみそをヒントにみそ仕立てにしてみたら、これが絶品!ごはんに混ぜたり、パスタに和えたり、おつまみにするととまらない  素朴でかわいい野生のスミレ  オオイヌノフグリ。名前はざんねんな感じだけど、星みたいに散らばるコバルトブルーの花は可憐。別名、星の瞳  頭とハカマを取ったボウルいっぱいのつくし。ツヤツヤのきれいなブロンズ色にうっとり  最初は見えないけど、慣れると"つくし目"になって遠くからでもよく見える。トリュフを探す豚ちゃん並みの嗅覚!笑  夕方、部屋のすぐ下の川沿いをさんぽします。犬のさんぽしてる人、ジョギングしてる人、帰宅途中、買物帰りの自転車、いろんな人が行き来しています。三線やサックスの音が聞こえる時もあります。いつも同じ場所で鳥たちにパンをあげているおじさん。いつもここで見かける、頭と尾っぽの白いハト。おじさんがやってきて、シロちゃ〜んと呼ぶと手に飛び乗ります。雨でおじさんの来ない日も、いつもの場所に姿があります。今日はおじさん来ないよって言ってみると、「?」って顔をします。空にまっすぐ伸びる、メタセコイヤの樹が大好きです。冬枯れの、葉脈みたいな枝越しに見る空、冷たい澄んだ空気に凛と、どうしてだかずっと見上げていたくなります。日本では化石で発見され、中国でずっと生息している事が後で分かったという、"生きる化石"の樹です。  夕方が近づくと、自然と集合している水鳥たち。カモ、サギ、アオサギ、ユリカモメ、ハト、スズメ、カラス。上空をゆっくり旋回する鷹も。いつも食パンの袋をたくさん抱えて、上流とここと、2カ所でパンをあげてるというおじさん。ちゃんとみんなが同じくらい食べられるよう、ちぎったパンを指先でちょいと丸め、ひょいと投げる。カラスはくわえられるだけおじさんに催促したら、ひゅーっと飛んで行って秘密の場所に隠して、またやってきます。それぞれに生きる知恵があります。アオサギくんだけはちょっと遠巻きにじーっとしてるから、俊敏なユリカモメ軍団やそばにいるカモにひょいっと持ってかれます。そんなアオサギくんまで届くよう、せいいっぱいパンを投げるおじさん。そんな、なんてない光景を見てるのが好きです。川風が冷たい、寒い寒い一月のことーーー  並んでおさんぽ中のカルガモ。たまに陸にあがって草をはぐはぐしています。  白鷺くんは川面をじっと伺って、ぱくっと小魚を食べる。春は白魚に舌鼓かな?  仲良くかならずカップルでいるマガモ  今年もまた、室見川がいちばんきれいな季節がやってきた。固いちいさいつぼみも日に日にどんどん膨らんで、せーのといっせいに開きました。いつもの風景が一日でピンクのグラデーションに変身桜並木の下を歩いていると、いろんなものが見えてきます。ぐ〜ってお腹が鳴る夕暮れ時♪遠き〜山に〜陽は落ちて〜♪小学校の下校メロディが聴こえてきて、家路を急
ぐ人たち。きょうの晩ご飯、なににしようかな‥‥