taiwan 好 tour 20 以茶會友 茶を交わし友となる  お茶は好きだけど、正直、台湾茶にそんなに興味はありませんでした。ペットボトルのあの烏龍茶のイメージがあったし、道具を揃えたり作法もなんだか面倒そうで、茶器や茶葉を買ってもどうせ使わないまんまだろうと。初めて台湾を訪れた時、台湾に住むりえさんがすてきな茶藝館に連れて行ってくれました。茶藝館とは、茶藝とお茶を愉しむ場所。永康(ヨンカン)公園を 中心に、食堂やカフェ、雑貨屋、茶葉店、ちいさな店が集まる永康街。公園の前のマンションの階段を登って行った一室に、張宣靖工作室(アトリエ)があります。「いらっしゃいませ」と綺麗な日本語で迎えてくれた張さん。客をもてなす特別な日本のお点前と、茶葉そのものを愉しむ生活の茶藝文化は、それぞれ違った味わい。張さんの凛とした流れるような動きにうっとり。茶葉の香りやお茶を味わいながら、流暢な日本語のお茶の話しに耳を傾ける。空間と時間とお茶を共に愉しむと、味わい も話しも膨らみ、以茶會友の意味がよく分かります。店主のお茶のセンスも入れ方も考え方も空間も、器もお菓子もみんな違う。だからどこもおもしろい!ふだんお湯呑みで緑茶を飲むように楽しむといいんだ。飲むほどに親しみが増す台湾茶です。  現在の質の好い茶葉は一煎目から棄てずに頂く。カルシウム豊富だから子どもたちに。と張さん  2007秋 (石碇) 佛手 フルーティで爽やかな甘さ  一. 茶葉の姿、香りを愉しむ。青い香り 二. 急須:茶壺(チャーフー)に湯をかけ入れ、茶杯に注ぎ温める 三. 茶壺に茶葉を入れる。温まった茶壺の香りを聞く 四. お湯を茶壺に溢れるまで注ぎ、茶葉を蒸らす 五. 茶海(チャーハイ:ピッチャーの器) に最後の1滴まで注ぎきる 六. 茶海から茶杯(小さい湯呑み)につぐ 七. いただきます。 八. 茶杯が空になったら中央に置き、二煎、三煎 ...五煎とつづく  味や香りがどんどんと変わっていきます。  生産地、樹齢、標高、採取時季、天気、発酵度合い、職人の技術、製茶行程、あらゆる要素で種類も風味も様々 半発酵(発酵後加熱処理)の烏龍茶は 揉み込まれてくるんと丸まった茶葉 茶壺の中でふわっと膨らんで香りたつ   お茶請けに出してくれたあたたかい焼き立ての手づくり鳳梨 (パイナップルケーキ)は感動の美味しさでした。  一緒にお茶を飲み、素敵な時間を過ごしたりえさんとは、今もずっと遠き友だち。今はジャカルタ在住!笑 二煎目からりえさんが入れてくれて、また深い味わい  張さんが選んだ好い佇まいの古い茶器たち  張宣靖工作室 一人400元 / 約2時間 予約制  2種のお茶とお菓子  台北市永康街31巷6號4樓  2394-4742 0932242380  張さんと日本語で楽しいおしゃべりを♪  道端にあるお茶風景。みなさんいずこへ?  迪化街の縁結びの神、霞海城皇廟で拝拝の最後に頂く甘ーーい菊花茶!甘いお菓子と共に KO!  台南の手焼き煎餅、連得堂でおしゃべりしてたらお母さんが入れてくれたお茶。 おしゃべりにお茶は付きもの。 あの一家は元気かなぁ。 時々お煎餅の匂いと共に思い出す  聞き茶を競う"闘茶"。日本独自の闘茶も興味深い   小慢におじゃました時、ささっと出してくださったお茶、"碗泡茶" 茶葉にそのままお湯を注ぎ、茶葉が開いてから頂く。 その昔、僧侶が飲んでいた簡素なスタイル。 湯に泳ぐ茶葉と碗を眺めながら飲むお茶はとっても優雅。 タロ芋甘煮とお茶でほっと一息 小曼さんらしいさりげなく粋なもてなし  小慢さんのお話しを聞きながら選ぶ茶葉。 思い出しながら飲むお茶は味わい深い 習字の練習紙で包まれています。  師大路の通りから路地に入ると、緑に包まれた瓦屋根のお宅 そこが小慢(シャオマン)さんのお店です。 軋む木の床。大理石のひんやりとした床。 空間に置かれた家具や古物、活けられたお花、書、茶葉 どれもが好い佇まいで調和していて溜め息が出ます。 そこにふわりと空気のように軽やかな小慢さん。 お茶のこと骨董のこと、いろんな事をゆっくりと教えてくれます。  小さく折られた紙を開くと、なんと地図! 小慢さんが小さい頃に暮らしていたこの場所に五穀米 茶葉屋、果物屋、公園には香草、花屋には種、通っていた小学校には鉛筆屑屑!笑  集められた陶器や道具は日本、台湾の民藝や作家物。 日々の暮らしの実用の美。 すてきなものばかりで大興奮! 小慢さんのたっぷりの愛情を感じます。  台湾の田舎で編まれた籠  茶杓 茶壺に茶葉を入れる時に 茶挟 開いた茶葉をつまみ出す(沁園) 茶則 茶葉をすくって茶壺へ (沁園) 小慢 台北市泰順街16巷39號  茶は六色  緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶。 花の香りの花茶 烏龍茶や鉄観音は青茶です。  森林紅茶 阿薩姆(アッサム)紅茶 :南投魚池郷  阿薩姆(アッサム)紅茶 90歳紅茶伯(90歳の紅茶おじさん) 堅持30年老紅茶樹(30年の紅茶の古木) 手工揉茶(手揉み茶葉) :古意梅舗  レトロで遊び心いっぱいのパッケージ 梨山烏龍茶ティーバッグ :泰茶(台南)  高原の霧が育む清境宿霧茶。 :南投  茉莉花茶 ジャスミンの花 :迪化街  吉祥茶 凍頂烏龍、白毫烏龍、老佛手、桂花烏龍 一箱で台湾茶欲張りセット 切り紙の袋もかわいい :漢聲巷  桂花烏龍茶 桂花(金木犀)の花と烏龍茶の花茶 こだわりの自然栽培ティーバッグ :小茶栽堂  冷泡茶 台湾は便利店(コンビニ)のお茶も優秀 ペットボトルでちゃんと水出し烏龍茶 甘美でびっくりな茶葉の美味しさ。  薄荷紫米花茶 香ばしい紫米に薄荷がふわり。茶匙と茶袋付き :日出  にぎやかな永康街から入った住宅街にひっそりとある、治堂(イエタン) 淡い灯の下、古い茶器や道具、パッケージが並べられていてお茶の博物館みたい。 Yen Tang Tea Culture Research Institude お茶の文化を研究しつづけているお茶屋さん。 眼鏡が素敵な店主の何さんが、静かにお茶を入れてきてくれる。 ご自身でデザインされるという美しい茶器にうっとり ちゃんと台湾茶を入れらえるようになったら連れて帰ろう 茶への愛情が伝わって、台湾茶藝の魅力に陶酔する  治堂 台北市永康街31巷20-2號  天然の茶葉や老茶、質の高い茶葉を揃える、沁園(シンユエン)。 ふらりとおじゃますると、早速お茶を入れてくれる店主の廖さん。 ころんと可愛い瓢箪茶漉し、茶壺も茶托も好い色に使い込まれて気持ち良い ほら、ちゃんと一芯二葉でしょ? 茎の先の新芽と下の若葉が茎ごときれいに手積みされている。 お客に真摯で、ちゃんと分かりやすく丁寧に説明してくれる。 茶に限らずどの店の店主も扱う物への愛情が深い。 円盤みたいな茶葉、年代物の普 茶(プーアール)がずらり そろそろプーアール茶にも挑戦してみようかな  ヴィンテージ茶葉。微生物によって二次発酵して、ワインみたいに熟成して美味しくなっていく不思議なプーアール茶  手積みの凍頂烏龍茶と凍頂茶梅。ここの茶梅は上品でとまらない  台湾の茉莉花茶(ジャスミン)は香りも味も濃厚でびっくり  沁園 台北市永康街10-1號  オリジナル茶器もいっぱい  台湾に住み、台湾と日本、両方で面白い活動をしている青木由香さん。 書画、テレビラジオ、本、旅や音楽のコーディネート等々 ちょうど日本で出版する本の取材中に合流。 永康街の静かな裏通り、大きな樹に包まれてひっそりとある入口 e2000というお茶屋さん。 骨董屋みたいな店内の奥で談笑中、入れてくれたお茶 物と同じく、お茶も古き好い物、老茶を扱っているそう。 おしゃべりしながらの所作が、どこの店主も美しい。 つづきは由香さんの本、"好好台湾"でどうぞ e2000 台北市大安區永康街54號