りんちゃん一家来福  秋にナゼか芋づる式にどどどっと福岡に遊びにやって来た台湾朋友(ポンヨウ)たち。台湾で会った時まだお腹の中にいた小比(シャオビー)とママになったLynnちゃん、Evan一家がやってきました。わたしの知る台湾の人たちは、子どもがいてもいつもと何ら変わらず、子どもをおいて数週間旅行に出ちゃったり、一緒に旅することもふつう。それが子どもにも大人にも、とても好い時間と関係を生んでるなぁと感心するところ。日本語のわからない彼らは出国前に旅の会話集で勉強してきたとか。最初の台湾旅を思い出すなぁ。彼女たちのリクエストを聞きながら、わたしもいっしょに福岡よかとこ再発見な日々です。  日本の本は台湾の書店にずらっと並んでるし、iphoneやパソコンで情報収集もしてるから、みんなわたしよりもお店や情報に詳しい。彼らが格別好きで日程を合わせてやって來るのが護国神社の蚤の市。台湾にもマーケットはあちこちでやってるけど、古くて好いものはなかなか見つからない。それを好む人もそう多くはないから、歴史価値のある骨董はあっても、生活道具のような身近な物は風水の考え方もあるのか、どんどんと新しくなっていく。素朴な物は田舎の方に行って倉庫を探ったらざくざく出てきそうな気もするんだけど。とにもかくにも日本の物が大好きな台湾の人たち。彼らを通して日本の物の凄さを再発見したりもする。 カヨカリのスープカレー+ナン 京都の手染め和紙 組み木の弁当箱  苺がぽつんと立ったチーズケーキが可愛い papparayray  台湾みやげ Boodayマークのブタ鼻の藍染めハンカチに包まれていたのは... 日出のパイナップルケーキ! 微熱山丘のパイナップルケーキ。一番好きなのを覚えててくれてありがとう!謝謝 chia♪ 妙さんのジンジャーシロップ。いつも蓋におすすめの食べ方を書いてくれてる。紅茶にひと匙とろっと溶かすと絶品! 何か欲しい物ある?とリクエストしていた沙其瑪(サチマ) ナッツ入り、干し葡萄入り、みんながいろんなの見繕ってくれて食べ比べ♪サチマと言ったら義美食品らしい。コンビニの安いジャンクのも好き しっとりふわふわさくさく甘ーいサチマ。日本にない食感でやめられないとまらない。手作りサチマをいつか食べてみたい! これは何でしょう? 答:果物かけ袋。笑 パッケージ好きの私をよく知ってる。笑  Tohkiに行く途中、見上げると青空に蜜柑の水玉の樹。靴をぬいでゆっくり、中園さんとおしゃべりしながら器を見る。コーヒのいれ方をレクチャーしてくれるオオヤコーヒ手拭い。どうしてコーヒ?京都弁で"コーヒ" (上から下へ発音) だそうです。謎解明ですっきり。笑 イベントをする時に調子にのって作っちゃうというレアな小物たち。蚤の市で買ったネルドリップキットもかなりツボでしたよ♪  台湾に銀杏はないんだって 台湾語おみくじもできてる! 博多の総鎮守、櫛田神社の樹齢千年の大銀杏。枝も栄ゆりゃ葉も茂る♪博多祝い唄に唄われる樹はまあるい。葉の間からキラキラと太陽の滴が零れ落ちてくる  Evanはカメラマン。銀杏並木を散歩しながらカメラのゴゴー商会に寄り道。蝶ネクタイ姿のおじさんたちはいつもダンディ  やきもちはふはふ、ちょっとひと休み 小比は餅もパンも何でも食べる!笑  交差点にある角っこの小さな喫茶店、abeki 賛美歌が流れていて、西陽がきらきらと眩しい。気持ちがしゃんと整理されていく空気感が好き。ガラスケースの上で、理科の実験でもしてるみたいに
白衣を着た店主がもくもくと珈琲をいれる。話しかけると陽気で気さくで日だまりみたいな人 まあるいまあるい光があふれているところ  奥さんが作るケーキが絶品!  abekiから駐車場への道すがらにある古いちいさな判子屋さん。木の回転ケースに並ぶ判子を見ていたら、中からおじさん登場。なんと手彫り判子だって!注文をうけて書体デザインから全てやっているそう。賞状の文字だって書いちゃう職人おじさん。台湾から来たと言ったら割引までしてくれちゃった。大手安売り店にない手仕事の良さを見せ続けてほしい。彼女たちがいなかったら繋がらなかっただろう、こんな縁もちょこちょこと。我が街のふだん見てないところにも気づかせてくれる。  初体験してもらおう!と、もんじゃ月島へ。楽し気な Lynnちゃんと真剣顔のEvan。笑 みんなで顔を寄せてはふはふつっつくと美味しい! 小比、やけどしないでね  最後の夜はふらごはんのおいしいごはん。 台湾の友たちは、なぜか福岡が好きだという 何度も何度もやってくる 何が好きなの? いつも問いかける 観光スポットもないし派手さもない あるのは生活くささ人間くささ ありのままに在るものだけ そういえばわたしも台湾のそんなとこが好きだった みんなと感覚でつながってたんだなぁ そんな事考えながら、じゃ、また 次は台湾でね! 再見(ザイジエン) 真剣顔の武さん!食に真摯でいつも感心する。 泣いてもすぐ笑顔になる可愛い小比に癒されっぱなしの日々でした。 Lynnちゃんとわたしが花屋を物色してる間、けやき通りでEvanと小比が遠くにふたりでぺたんと路に座ってたのが可笑しかった。通りがかりのおばちゃんに何やらにこにこと話しかけられてて、それをきょとんと聞いてる大小のふたり 台湾も福岡も人があったかい