かおりの勉強  ここひと月、HPを放ったらかしにしていたので「また旅行行ってたの?」とあちこちで聞かれているこのごろ。8月から3ヶ月、ハーブの勉強をしていました。いつもは昼夜逆転の不規則ぐーたら生活もんが、平日毎朝早起きして、地下鉄に乗り、お昼にお昼ご飯を食べ(笑)きちんきちんと過ごす日々。体内時計も慣れてきたころ、またいつものリズムに戻りました。草木を愛でるのは好きだけど、香りは実はあまり得意じゃなく、知識もないから庭にあるハーブも今までは摘んで生けるくらい。でも、知れば知るほど触れるほど、それぞれの持ち味が分かってきて好きになってきました。当たり前に食べているものも、道端でよく見かける草も実はハーブだった り、むかしからずっとそばにあった優れもの。教室のおとなりは弦楽器屋さん。バイオリンやビオラの音色がふと流れてきては心地良い時間でした。
pot pourri  やる気が出ない時にはローズマリー  ピリッと香るブラック、ホワイトペッパー  ダンデンディライオンはタンポポの根っこ  大好きなお酒、ペルノーの原料、アニス  うがい薬にも入っている甘いクローブの蕾  最初に作ったのはポプリ。真夏に爽やかなレモンユーカリの葉を主原料に、副材料や保留剤を選んで擦り鉢で擦り、足していきます。加えるたび香りがどんどんひろがっていきます。  ダイコン、ゴボウ、ニンジン、キャベツ、タマネギ、アスパラガス‥‥ぜんぶハーブ。つくしの後に出てくるホーステール、ペンペン草やヨモギもハーブ。
カレンデュラ(マリーゴールド)花びら  きれいな碧い花、コモンマロウ  気持ちを鎮めてくれるラベンダー  しばらく置いておくと香りがじんわり膨らんできます。その後、カラフルな花や実などを足して、ラベンダーオイルを落として仕上げました。ポプリ=ごった煮鍋(仏)。花や葉にハーブやスパイス、木の実やピール、オイルを混ぜ合わせて、ポットで熟成させて作っていく香りです。先生が持ってきてくれたローズゼラニウムがとってもいい香りだったのでたっぷりと♪頂きもののシナモンスティックに、道端のどんぐり!まで入れたら、ほんと、自然のごった煮のできあがり♪
herb tea  ハーブティーをブレンドする前に、ハーブひとつひとつを味わってみます。お湯を注いでから置いておく時間でも風味や香りがちがってきます。  マロウはきれいなブルーティー。レモンを入れるとかわいらしいピンク色に変身!  花びらのオレンジ色がきれいなカレンデュラ  スターアニス=八角を使った料理は苦手だったけど、擦りたては爽やか。台所にスパイス瓶を並べて、少しずつ加えて料理を作る‥‥理想です。  摘みたてのレモングラスはフレッシュティーで。イネ科の葉は上の方は味も淡く、インドネシアでは香りの強い下10cm程の茎だけを飲むそう。葉のきれいな青とレモンの香りが体じゅうに染みていって、贅沢な美味しさにびっくり!  グループでブレンドした"リセッ茶(ティー)"ペパーミントにレモングラスやアニスシード、リコリスなどを、足しては試飲の繰り返し。夏から秋へ体をリセットする爽快なお茶ができあがりました。
garam masala  インドのスパイス、ガラムマサラ。粉状にした香辛料を混ぜ合わせたものがマサラ。マサラで最も代表的なものがガラム(熱い)。カレーに欠かせないスパイス。ターメリック(うこん)はカレーの黄色。オレンジ色のメース(ナツメグの果実の皮)、緑のカルダモン。食欲そそる色と、擦りつぶすほどに鼻に通る香り‥‥グ〜ッ。我家はスパイスや香りの苦手な人が多いので、ひとりインスタントカレーにガラムマサラを加えてみました。深みが出て本格カレーの味わい!  ハーブソルトづくり。わたしはブラックマスタードとオレンジピールを入れてみました。パセリやタイムの葉もの、ぜんぶで5、6種類すりつぶして塩と混ぜ合わせる。  作った人のブレンドによって色見風味のちがうソルトのできあがり。お肉を焼いたり、お魚を蒸したり、野菜を炒めたり煮込んだり。素材の旨さを引き立ててくれるハーブソルト。
compost  授業で作った堆肥コンポスト。でも、みんなの毎食のお弁当では生ゴミも出ず‥‥。入れられるのはお茶の時間に飲む茶葉くらいで、かわいそうな腹ペコりんな土。ピートモス(木屑や植物の繊維)ともみ殻くん炭を混ぜたものに、生ゴミ(菜っ葉や肉、骨、何でも)を入れると、土の中の微生物が分解して栄養いっぱいの土のできあがり。2週間ほどで熟成させて、土に混ぜて使います。