お天気の朝、たまにさんぽに行く車で10分くらいの徳栄寺。社殿でお参りして、横道から山へとつづく林道へと歩きます。樹々の足下を覆うように繁る大きな葉とちいさい赤い点々。よーく見ると冬苺の群生でした。こんなにいっぱいなってるのを見たのは初めて!今年は当たり年の様子。実はちいさいし甘さもすくないけど、一面いっぱいなっていたのでさんぽついでに苺摘みをすることにしました。熟れた実を、指でぽろんと摘んでいきます。家に帰ったらさっそく鍋で煮てジャムづくり。庭になるブラックベリーといっしょで口につぶつぶが残るけど、甘ずっぱい苺はかすかに春の匂いがします。バタートーストにたっぷり贅沢に乗せて、いれたての熱いアールグレイと朝食に食べるのがこのごろの楽しみ。
冬苺、ローズヒップ、枯れ花がきれいなノリウツギ。ノリウツギは枯れても花がそのまま残るので冬の山歩きのお楽しみ。北海道の花「サビタ」。原田康子著「サビタの記憶」も読んでみたくなりました。